12/12 高学年 まほろばミニ大会決勝

いよいよ、このメンバーで戦う最後の試合。大和市近隣ミニ親善大会決勝。相手はまたしても瀬谷ライダーズ。前回はYBBL秋季大会の決勝で9-0と完勝し、優勝を飾らせてもらった相手ですが、この優勝でライオンズメンバーの気が抜けていないかが気にかかります。第一試合に先発し、1試合空いたとはいえ、この日2試合目となるいっきゅうは、初回先頭打者にセンター前ヒットを打たれ、盗塁でピンチを招きますが、後続を抑え無失点スタート。早い回に大量点を入れ、いっきゅうを下げたいライオンズですが、初回ゆいとにセンター前ヒットが出るものの、相手軟投派に苦しみ無得点。2回のライダーズはまたしても先頭がライト前ヒットで出塁、送りバントで1アウトから続くバッターがセンター前ヒットで1アウト1、3塁とピンチを招きますが、ここはキャッチャーかけるからの牽制で三塁ランナーがアウト。この回も無失点で切り抜けます。3、4回は両者三者凡退で迎えた5回のライオンズの攻撃。1アウトから、らいとがここまで苦しめられていたスローボールをセーフティーバント。もっと早くにこういう工夫が欲しかったところですが、ようやくランナーを出します。ここで相手バッテリーも焦ったのかパスボールがありランナーは2塁へ。いっきゅうがバントで三塁へと送り迎えるは、るい。そのるいが右中間を深々と破るランニングツーランホームラン。ようやく2点を先制し、勢いに乗りたいところでしたが、代打けんたろうは三振に倒れ、2点止まり。6回のライダーズは先頭がレフト前ヒットで出塁すると、盗塁、送りバントでランナー三塁。続く打者の打球は難しいサードゴロに。これをサードライトが取れずに一点を奪われて2-1と一点差に迫られます。しかしその裏、先頭のかけるがスローボールをためて右中間への大きな当たり。これがランニングホームランとなり3-1とリードを広げると、ちかげのレフト前ヒット、二盗、三盗を挟んでゆいとにも左中間へのランニングツーランホームランが飛び出し2点を追加。さらにはらいとにもレフトオーバーのランニングホームランが飛び出しこの回一挙4点。6-1とリードします。さすがに初回から疲れの見えたいっきゅう。最終回、先頭から二者連続で四球を出しますが、後続をダブルプレーなどで切り、6-1で逃げ切り、2年連続でこの大会を制しました。この仲間で戦う試合もこれが最後かと思うと寂しく、涙が込み上げましたが、一人一人の結果はどうあれ、皆がそれぞれできることをやり、優勝という結果に結びついたのだと思います。結果を出せなかった選手は『悔いはない』とは決して言えないとは思いますが、長い野球人生、長い人生で見れば、この経験はほんの一瞬の出来事です。結果よりもここまで来た道のりを振り返って、その努力を誇れるのであればそれが一番。これからの野球人生、人生の糧にしてほしいと思います。この試合はジュニアのメンバーも応援に来てくれました。その小さな体から搾り出された大きな声援は十分グラウンドに届いていました。皆の応援あっての勝利です。ありがとうございました。これで今季の公式戦は終了。こうしてブログを書くのも最後となり、一抹の寂しさを感じますが、来年からはこのブログを見る側として楽しませてもらいたいと思います。これまでありがとうございました。